スマートフォンの写真で容量がいっぱいになったり、毎月のクラウド課金が負担になっていませんか?あるいは、パソコンのデータ転送が遅くてイライラしていませんか?
NAS(ネットワークHDD)を導入すればその悩みは解決しますが、機種選びで失敗したくないですよね。
結論から言うと、約3万円で買える人気の2ベイNAS「QNAP TS-233」と「ASUSTOR AS1202T」は、以下のように選ぶのが正解です。
- スマホの写真管理・自動バックアップ重視なら:AI画像認識アプリが優秀な
TS-233
- PCの大容量データ転送・コスパ重視なら:高速な2.5GbEポートを搭載した
DRIVESTOR 2 Gen2 AS1202T
QNAP TS-233はGoogleフォトの代わりとして、家族で写真を共有するのにぴったりです。一方、ASUSTOR AS1202Tは約2,000円安い28,200円でありながら、一般的な1GbEの2.5倍の速度を誇る2.5GbEポートを搭載しており、動画編集などの重いファイル転送に威力を発揮します。
この記事では、両機種の決定的な3つの違いや、実際の口コミ、具体的な選び方を詳しく比較解説します。あなたにぴったりの1台を見つけて、快適なデータ管理環境を手に入れましょう!
どっちがいい?QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tの違いを比較
結論からお伝えすると、QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tは、それぞれ「得意なこと」が全く異なるNASです。
どちらを選ぶべきかは、あなたがNASに何を求めているかで明確に分かれます。
スマートフォンの写真や動画を、Googleフォトのように自動で整理・バックアップしたいなら、AI画像認識アプリが優秀なQNAP TS-233がおすすめです。
一方で、パソコンの大容量データをサクサク転送したいなら、高速な2.5GbEポートを搭載しているASUSTOR AS1202Tが圧倒的に有利です。
まずは、両機種の基本スペックの違いを一覧表で確認してみましょう。
| 比較項目 | QNAP TS-233 | ASUSTOR AS1202T |
|---|---|---|
| 価格 | 30,402円 | 28,200円 |
| LANポート規格 | 1GbEポート(RJ-45)×1 | 2.5GbEポート(RJ-45)×1 |
| ドライブベイ数 | 2 | 2 |
| 対応RAID | RAID 0/1 | RAID 0/1 |
| 寸法(幅×高さ×奥行) | 91.7 × 186 × 157.6 mm | 102 × 165 × 218 mm |
| 発売日 | 2022年3月4日 | 2025年11月4日 |
※価格は執筆時点の目安です。
表を見るとわかる通り、価格差は約2,000円とほぼ互角です。
対応しているドライブの数(2ベイ)や、データを安全に守るRAID 0/1構成に対応している点も同じです。
しかし、ネットワークの転送速度を決める「LANポート規格」には決定的な違いがあります。
次項からは、スペック表だけでは見えてこない、実際の使い勝手や3つの重要な違いについて詳しく解説していきます。
QNAP TS-233・ASUSTOR AS1202T比較でわかる3つの違いと評価基準
QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tは、ともに3万円前後で導入できる人気の2ベイNASです。
しかし、搭載されている機能や得意分野には明確な違いがあります。
ここでは、NAS選びで失敗しないための3つの評価基準を解説します。ご自身の用途にどちらの機種が合っているか、ぜひチェックしてください。
1. 転送速度とLANポート(1GbE vs 2.5GbE)
パソコンの大容量データを頻繁に扱うなら、ASUSTOR AS1202Tが非常に有利です。
ASUSTOR AS1202Tは、高速な2.5GbEのLANポートを搭載しているからです。QNAP TS-233は一般的な1GbEポートなので、理論上の転送速度に2.5倍の差が出ます。
動画編集のファイルや、大量の高画質写真を転送する際、ネットワークの速度の違いは作業効率に直結します。
一方で、スマートフォンの写真バックアップがメインなら、QNAP TS-233の1GbEでも十分快適に動作します。用途に合わせて、転送速度の速さが必要かどうかを判断してください。
2. 写真管理アプリ(QuMagie)とバックアップの利便性
スマートフォンの写真管理を自動化したいなら、QNAP TS-233がぴったりです。
QNAP TS-233は、AIを活用した高性能な写真管理アプリ、「QuMagie」が無料で使えるからです。
QuMagieは、Googleフォトのように人物の顔や撮影場所を認識し、大量の写真を自動で分類してくれます。iPhoneやAndroidの写真を自動バックアップする設定も簡単です。
ASUSTOR AS1202Tにも写真管理機能はありますが、AI認識の精度やアプリの使い勝手ではQNAP TS-233が勝ります。毎月のクラウドストレージ課金を解約したい方に、QNAP TS-233は強力な選択肢になります。
3. 価格とコスパのバランス
純粋なハードウェアのスペックに対するコストパフォーマンスでは、ASUSTOR AS1202Tが優秀です。
ASUSTOR AS1202Tは28,200円と、QNAP TS-233の30,402円よりも約2,000円安く設定されています。2万円台という低価格で2.5GbE対応のNASが手に入るのは、非常に魅力的です。
しかし、QNAP TS-233の約3万円という価格も、高機能な写真管理アプリが使えることを考えれば十分に元が取れます。
ハードウェアの転送速度を重視するか、ソフトウェアの利便性を重視するか。ご自身の目的に合わせて選ぶことで、本当にコストパフォーマンスの高い買い物になります。
QNAP TS-233の特徴と口コミ・レビュー(スマートフォン写真管理に最適)
QNAP TS-233は、スマートフォンの写真や動画を、自動で整理・バックアップしたい方にうってつけのNASです。
GoogleフォトやiCloudの容量不足に悩んでいるなら、月額課金をやめて自分専用のクラウドを作るチャンスです。
AIを搭載した写真管理アプリ「QuMagie」が無料で使え、顔認識や撮影場所での自動分類など、非常に優秀な機能を備えています。
ここでは、QNAP TS-233の詳しいスペックと、実際に購入したユーザーのリアルな口コミをご紹介します。
TS-233の基本スペックと静音性
まずは、QNAP TS-233の基本スペックを確認しましょう。コンパクトでインテリアにも馴染む、白を基調としたデザインが特徴です。
| 項目 | QNAP TS-233 |
|---|---|
| 価格 | 30,402円 |
| LANポート規格 | 1GbEポート(RJ-45):1 |
| ドライブベイ数 | 2 |
| 対応RAID | RAID 0/1 |
| 寸法 | 91.7 x 186 x 157.6 mm |
| 発売日 | 2022年3月4日 |
| レビュー評価 | 4.12 |
※価格や評価は執筆時点の目安です。
QNAP TS-233は、幅91.7mmという非常にスリムな設計です。ハードディスクを縦に搭載するタイプのため、奥行きも157.6mmと短く、置き場所を選びません。
また、寝室に置いても気にならないほどの静音性も魅力です。背面ファンが搭載されていますが、「音が気になることはない」と評価するユーザーが多いです。
実際の口コミからわかるメリット・デメリット(Googleフォトの代用に)
実際にQNAP TS-233を使用しているユーザーからは、写真のバックアップ用途として高い評価が集まっています。実際の価格.comユーザーレビューをいくつか見てみましょう。
iPhoneの写真のバックアップのためにiCloudに毎月数百円支払うのが馬鹿らしく、自分でNASを買っていつでも撮った写真にアクセスできる環境を構築してみました。(中略)最も重要視していたクラウドフォト機能ですが、専用のアプリから接続し、最初のコネクティングに多少時間はかかりますが、接続後はサムネイル作成されているため表示はスムーズです。 ―― 価格.comユーザーレビューより
このように、毎月のクラウド課金を節約するために導入し、スムーズな写真閲覧に満足している声が多く見られます。
これまでは、HDDの電源を常時入れておくのは不安だったのですが、今回買い足したNASにSSDを入れて、2台構成にし(中略)使い勝手と安心感を両立する事にしました。 ―― 価格.comユーザーレビューより
また、SSDにも対応しているため、より静音で高速な環境を構築することも可能です。
一方で、大量の写真を一度に保存した際の注意点もあります。
1TB程写真を入れた後、QuMagieがサムネイル作成中にNASへのアクセスが出来なくなりました。(中略)3か月程利用して一度だけですが、原因が分からずちょっと不安があります。 ―― 価格.comユーザーレビューより
一度に膨大なデータを転送すると、AIによるサムネイル作成処理に時間がかかり、動作が重くなる場合があります。
しかし、一時的に動作が重くなる点は裏を返せば、高度な自動整理機能を一生懸命処理している証拠です。最初の読み込みさえ終われば、あとは快適に閲覧できるようになります。
スマートフォンで撮りためた家族の思い出や、日常の記録を安全に、そしてスマートに管理したいなら、QNAP TS-233は間違いなく頼れるパートナーになります。
TS-233
ASUSTOR AS1202Tの特徴とスペック(2.5GbEで高速ファイル共有)
ASUSTOR AS1202Tは、大容量データの転送速度を重視する方に圧倒的におすすめです。
最大の特徴は、一般的な1GbEの2.5倍の速度を誇る、高速な「2.5GbE」のLANポートを搭載している点です。
パソコンで動画編集をする方や、大量のファイルを素早く保存・読み込みしたい方におすすめです。
ここでは、ASUSTOR AS1202Tのスペックと、2.5GbE環境を構築するメリットや注意点を解説します。
AS1202Tの基本スペックとコスパ
ASUSTOR AS1202Tは、2万円台という低価格で2.5GbEに対応している点が最大の魅力です。
まずは、基本スペックを確認してみましょう。
| 項目 | ASUSTOR AS1202T |
|---|---|
| 価格 | 28,200円 |
| LANポート規格 | 2.5GbEポート(RJ-45):1 |
| ドライブベイ数 | 2 |
| 対応RAID | RAID 0/1 |
| 寸法 | 102 x 165 x 218 mm |
| 発売日 | 2025年11月4日 |
※価格は執筆時点の目安です。
28,200円という価格設定は、2ベイNASの中でも非常にコストパフォーマンスが高いです。
同じ価格帯で2.5GbEポートを搭載しているモデルは少なく、データ転送の速さを求めるなら、AS1202T一択と言っても過言ではありません。
寸法は幅102mm、高さ165mm、奥行き218mmと、一般的な2ベイNASのサイズ感に収まっています。
2.5GbE環境構築の注意点とメリット
ASUSTOR AS1202Tの最大の強みである2.5GbEですが、その速度をフルに活かすには、少しだけ注意が必要です。
NAS本体が2.5GbEに対応していても、接続するパソコンやルーターが1GbEまでしか対応していなければ、実際の速度は1GbEに制限されてしまいます。
つまり、2.5GbEの圧倒的なスピードを体感するには、パソコン側のLANポートや、自宅のルーター、そしてLANケーブルも「2.5GbE対応」のものに揃える必要があります。
「環境を揃えるのが面倒だな」と感じる方もいるかもしれません。しかし、周辺機器を揃える必要がある点は裏を返せば、将来的にネットワーク環境をアップグレードした際に、NAS本体を買い替えずにそのまま高速化できるというメリットでもあります。
一度2.5GbEの環境が整えば、数ギガバイトの動画ファイルも、あっという間に転送できます。作業の待ち時間が大幅に減り、ストレスのないファイル共有が可能になります。
大容量のデータをサクサク扱いたい、動画編集の作業効率を上げたいという方に、ASUSTOR AS1202Tの高速転送は大きな武器になります。
DRIVESTOR 2 Gen2 AS1202T
失敗しないNASの選び方!QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tはどっちがおすすめ?
QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tは、約3万円という価格帯で導入できる非常に魅力的な2ベイNASです。
しかし、ここまで解説してきた通り、両機種は得意な分野が全く異なります。
あなたがNASを導入して「何を解決したいか」によって、選ぶべき正解は変わります。
ここでは、それぞれの機種がどんな人におすすめなのか、具体的な用途を交えて結論をお伝えします。
写真管理や初期設定の手軽さ重視ならQNAP TS-233
スマートフォンの写真や動画を、自動で整理・バックアップしたいなら、間違いなくQNAP TS-233がおすすめです。
GoogleフォトやiCloudのような使い勝手を、月額課金なしで実現できる「QuMagie」が使えるからです。
AIによる顔認識や撮影場所の自動分類機能は、大量の思い出を振り返る際に非常に便利です。
初期設定もわかりやすく、初めてNASを導入する方でも迷わず使い始められます。
家族全員で写真を共有したり、外出先から自宅のNASにアクセスしたい方に、QNAP TS-233は最高の選択肢になります。
TS-233
PCのデータ転送速度・コスパ重視ならASUSTOR AS1202T
パソコンの大容量データを頻繁に扱うなら、圧倒的にASUSTOR AS1202Tがおすすめです。
動画編集のファイルや、高画質なRAWデータなど、重たいファイルをサクサク転送できる2.5GbEポートを搭載しているからです。
一般的な1GbEのNASと比べて、理論上2.5倍の速度でデータのやり取りが可能です。
さらに、28,200円という低価格で2.5GbE対応モデルが手に入るのは、非常にコストパフォーマンスが優秀です。
将来的に自宅のネットワーク環境を2.5GbEにアップグレードする予定がある方や、とにかく転送速度を重視する方に、ASUSTOR AS1202Tは強力な武器になります。
DRIVESTOR 2 Gen2 AS1202T
QNAP TS-233・ASUSTOR AS1202Tに関するよくある質問
QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tの比較で、よくある疑問や不安にお答えします。
NASを初めて導入する方や、どちらの機種を選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- パソコン側のLANポート(またはUSB接続の2.5GbE変換アダプタ)
- ルーターやスイッチングハブ
- LANケーブル(Cat5e以上、推奨はCat6A)
まとめ:QNAP TS-233・ASUSTOR AS1202T比較レビューの結論
この記事では、3万円前後で導入できる人気の2ベイNAS、QNAP TS-233とASUSTOR AS1202Tの違いを比較してきました。
価格差は約2,000円とほぼ互角ですが、両機種は「得意なこと」が全く異なるNASです。
最後に、それぞれの機種がどんな人におすすめなのか、結論をまとめます。
スマートフォンの写真や動画を、Googleフォトのように自動で整理・バックアップしたいなら、AI画像認識アプリが優秀なQNAP TS-233が圧倒的におすすめです。
家族の思い出を簡単に共有でき、月額課金のクラウドストレージから卒業したい方に間違いのない選択肢です。
TS-233
一方で、パソコンの大容量データをサクサク転送したいなら、高速な2.5GbEポートを搭載しているASUSTOR AS1202Tが圧倒的に有利です。
動画編集のファイルや、大量の高画質写真を扱う作業効率を、2万円台という低価格で劇的に向上させたい方に、ASUSTOR AS1202Tは強力な武器になります。
DRIVESTOR 2 Gen2 AS1202T
ご自身の用途に合ったNASを選んで、快適なデータ管理環境を手に入れてください。

